地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、浦和の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

浦和の地域情報サイト「まいぷれ」浦和

まいぷれ浦和ゴルフアカデミー ~保條芳彦の"飛んで!いい球!!"~

《第1回 -ゴルフ編その1-》 “指標” 

「トップから一気に“フンッ”」試してみて下さい! 指標についてもざっくり覚えてくださいね~


 

『まいぷれ浦和ゴルフアカデミー~保條芳彦の"飛んで!いい球!!"~』とは

 

正しい筋力トレーニングを1年間行うことで、男性なら300yd、女性なら200ydは飛ばせるようになる!

という、「NEX-US」浦和の保條トレーナーの持論を実証すべく行われている「持論実証型企画」です。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

今後の掲載予定

 

 

いよいよ、6月から本格的にトレーニングが始動。

今後1年間の「まいぷれ浦和」上での記事の掲載ですが、

 

奇数回(第1回、第3回、第5回、・・・)は、主にスイング練習、ゴルフ関連の記事を掲載。

偶数回(第2回、第4回、第6回、・・・)は、主に筋トレの進め方や、参加者の方の進捗状況について掲載していきます。

 

これは、2か月に1度各参加者皆の筋力チェックをNEX-US浦和で行うため、その報告に合わせたタイミングで筋トレのお話しを掲載したいのと、今回の企画のもう一つの柱「スイング」や「ゴルフ」の魅力についても定期的に触れたいためです。

 

それでは、第1回早速参りましょう!
保條トレーナー、あとはお願いします^^

 

飛距離を考える上でのスイングにおける各指標

シミュレーター表示例

こんにちは!保條芳彦です!!

今月も「飛んで!いい球!!」をご覧頂きありがとうございます。

 

先月の第0回では、トレーニングメニューを組み立てそれを参加者皆様に自主トレとして行って頂きました。

今月はゴルフ・スイング系統のお話ということでまずはスイング指標のお話をしたいと思います。

 

…まあ、私ゴルフを語れるほど巧くないのですが(笑)

 

ちなみに、今回はあくまで「指標が何を示すか?」という話になります。

それぞれの指標での目標値を出すためにどうすれば良いか、などは次回以降で触れていきますね(主に奇数回での話になります)。

 

【シミュレーター指標が示すもの】

上記シミュレーター表示に掲載されている各指標について説明したいと思います。

上記指標のうち、今回は「クラブパス」、「左右角度」以外の指標について説明します。

というのも、この2つの指標は一言では表せないためです。

興味のある方は、今回の記事を読み終わった後に是非「飛球理論」「飛球法則」などのキーワードで検索してみてください☆

 

 

 

トータル=キャリー+ラン(つまりは飛距離です)

 

このトータル飛距離を女性200y、男性300yにすることが今回の企画の目的です。

トータル飛距離はキャリー(落下地点までの距離)+ラン(落下地点から転がった距離)で測ります。

落ちた地点から先が下っている地形や、固めの地面、冬場の凍った地面などでは落ちた後のランは出やすくなります。

ボールスピード=ボールの初速です。1秒間に何m進むかを指します。

 

先月も触れましたが、「ボールスピード×4」 が飛距離(yd)の目安になります。

後述の「打出し角度」や「バックスピン」により飛距離は大きく変化しますが、まずはこのボールスピードが向上しないことには飛距離アップは望めません。

そしてトレーニングにより改善できる要素でもあります。

今回の企画参加者の皆様にもこの指標をよく見てもらうようにしています。

 

 

ヘッドスピード=クラブを振る速度です。

 

最も肉体の影響を受ける指標です。

ボール初速は、いい所にボールを当てなければ、良い数値は出ません。

でも、ヘッドスピードは肉体が良い状態であればあるほど高い数値が出ます。

まずは、ヘッドスピード50m/Sec.を目指します。

いくら真芯にボールが当たっても、ヘッドスピードが遅ければ遠くへ飛びません。

 

バックスピン=ボールにどれくらいのバックスピンが生じているか。

 

適正スピン量は2500回転前後だと言われています。

それより少なければ、ボールは落ちてしまい、それより多ければ無駄に高く上がってしまいます。

シミュレーターの設定により、バックスピンが大きくなりやすくなっているものもありそういったところでは飛距離も実際よりは短めに計測されることになります。

 

 

サイドスピン=左右どちらかに曲がりやすい回転であるということ

 

一般的にはややドロー回転(右打ちの場合右からやや左目にボールが曲がる)が最も飛距離が生まれると言われています。

ですが、正直どちらでも構いません。

ドローよりフェード(右打ちの場合、左から右に曲がる)の方が飛ぶ方もいますので、ご自身の経験で判断するか、皆様のお近くの先生と相談して適正を探してください。

 

打出角度=打ち出すボールの角度です。

 

打出し角度は12度前後が適正と言われています。

それよりも、高ければ無駄に高さが出てしまい、飛距離をロスします。

逆にそれよりも低ければ、距離を稼ぐ前にボールが落下してしまいます。

使用するドライバーのロフト角度(シャフトを地面に垂直にした時のシャフト軸線とフェース面が作る角度)の影響を受けますが、角度が小さい場合筋力がないとなかなか上げることができません。

ちなみに私が大会で使用するクラブのロフト角度は3度になります。

 

編集部注:ロフト角度が1桁(10度未満)だと、一般の方が球を上げるのは難しいといわれています。

転がすためのパターのロフト角度ですら、2度~5度くらいが一般的です。

 

 

 

さて、色々指標があって結局飛距離を伸ばすためには何をどうすればよいか分からないと思った方も多いと思います。

実際、何か一つだけ特化していても、飛距離を生み出すことが出来ません。

すべてのバランスが大切という事です。それでもあえて300ydを狙うために必要な数値を挙げるならば以下の数値をそれぞれ目指してください。

 

【300y目指すならば!】

ヘッドスピード = 50m/s

ボールスピード = 72.5m/s

バックスピン  = 2500回転

サイドスピン  = -100~-200(マイナス記号は「ドロー系」の意味)

打出角度    = 12度~13度

 

上で述べた指標はあくまでも目安です。

応用編になりますが、ゴルフ場や大会場所の環境が変わるとドラコン選手はそれぞれの指標数値を調整してきます。

 

分かりやすい環境という意味で「風向き」を例に挙げてみましょう。

 

追い風 バックスピンはやや多くても大丈夫。打出し角度を高くして風に乗せて飛ばす。

向かい風:バックスピンはやや少なめにしないと風に負けて高~く上がってしまいます。

可能ならば打出し角度もやや低めにします。

 

そう!風向きにより打ち方やクラブを変えるのです!

 

…え?私?

…そこまでの技術がありません(笑)

でも、皆さんは是非このあたりのことをちょこっと頭に入れて打ちっぱなし場で練習をしてみて下さいね。

 

 

練習報告

 

フォーシーズンズゴルフガーデン

当日あいにくの曇天でしたが、広々として緑きれいな練習場様でした!

【今回のスイング練習の目的】

 

今皆さんに筋力トレーニングに取り組んで貰っていますが、そのトレーニングの成果をスイングに繋げていきたい。

空振りすることを恐れず、方向性も今日は忘れて、しっかり振る。

そのことだけ意識して今日はやってください!

 

---

というような挨拶で本日の練習を開始しました♪

ちなみに今回は6月23日(日)に、川口市にある「フォーシーズンズゴルフガーデン」さんにお邪魔して皆で打ちっぱなし練習をしてきました☆彡

フォーシーズンズさん、ありがとうございました<(_ _)>

 

そして、今回はちょっとだけスイング技術について参加者の皆さんに少しずつですがアドバイスもさせて頂きました。

さて、その中で高橋さん、橋本さん、天沼さんの3名の方に行ったアドバイスの話をしましょう。

他の参加者の方の気になる部分もありましたが、それはまた次回以降で♪

 

読者の皆様でも、似たようなタイプの方いらっしゃると思いますので「自分はこの参加者の人と似ているな」と思った方は是非参考にしてみてくださいね!

 

◆参加者皆さんの簡易プロフはこちら

◆こちらもどうぞ(筋力や握力なども掲載)

 

 

Case.1 高橋さん 

 

保條トレーナーアドバイス後

トップの位置まで上げてから一気に打ち下ろす感覚で振って貰っています。

 

高身長で、スイングも綺麗!

そしてかなりのイケメンなのですが、現状では飛距離が出ない(200ydほど)。

その原因は(スイング面からみれば)「トップからの切り替えし時の瞬発力」です。

 

そこで、トップから「フン!!」って(いう意識で)打っていただきました!

 

…意味が解らないと思いますが、トップからの切り返しのタイミングでトップスピードに一気に持っていく意識です。

すると、スイングトレーナーの数値ですが240ydまで伸びたのです!

そして高橋さんは瞬発力を向上させるべく「ジャンピングスクワット」をメニューに足しておきました。

本当はもっと後半に取り入れるメニューなのですが、我慢できずに入れちゃいました!

某社のスイングトレーナー装置

ゴルファーの後ろにこの装置を置いておくとスイングに関する一部の指標や飛距離目安が計測できます。

この数値は保條さんのもの。ボールスピード約80m/s(唖然)

 

 

Case.2 橋本さん 

 

トップの位置が肩のあたりと低め

トップの位置が低く、その影響でフェイスターンが余計に入ってしまいます。

そこで、少し高い位置にトップを作り、「シャット」に上げる意識をして頂きました。

 

…シャット?

シャットとは、構えた位置からフェイスが常に打出し方向を向いている意識です。

フェイスターンを入れた方が力は入る気がしますが、実際はシャットに上げた方が、飛距離も上がりますし方向性も定まります。

 

※編集部注

「トップの位置」とは、クラブを上げた時の「地面からクラブグリップ(握っている手)の位置」までの高さ。

トップの位置が、「肩のあたり」とか「頭のあたり」「頭より高い」などと表現する。

身長・体格や筋力などに応じ、またトップの位置のときの肩や腰の使い方によってもどの位置が正しいかは変わってくる。

保條トレーナーはそのあたりも踏まえて個別アドバイスをしています。

また、トップの高さ・低さとは別に、トップは「深く」というのも保條トレーナーの口から良く聞かれる言葉。

深いトップとは、体中央の軸はぶらさずに右肩左肩をどれだけねじったかの尺度の話です。

おそらく、次回以降に保條トレーナーからお話あるとおもいますので詳しくはそのときに♪

 

 

Case.3 天沼さん 

 

非常にきれいなスイング

トップの位置は頭より高くプロのようだが、

力をロスしてしまっているのが勿体ない!

橋本さんとは逆にトップが高すぎるので、少し低めのトップにして頂きました。

 

私は「胴体」と「スイング軌道」が垂直に近い方が素直にカラダは動くと考えています。

天沼さんはトップが高すぎる為、胴体とスイング軌道が一致せず力のロスが生まれています。

よって、少しトップを下げて頂きました。

練習風景

 

 

保條トレーナーありがとうございました<(_ _)>
ちなみに、高橋さんが教わっていた「トップから一気に“フンッ”!」

これ、弊社編集部の人間も以前保條トレーナーより同様のアドバイスを受け、一気に飛距離伸びました。
ですので即効性はお墨付き!ただし、普段筋トレをしていないと、筋肉痛に泣かされることになりますTT

さて、ここからは「まいぷれ浦和」編集部が皆さんの練習風景をお見せして参ります♪

今回は、屋外練習場「フォーシーズンズゴルフガーデン」さんにお邪魔してのびのびと打ちっぱなし♪

なにはともあれ、楽しんでください!という保條さんのメッセージ通り皆さん気持ちよさそうにフルスイングしていたのがとても印象的でした^^

 

 

◆参加者皆さんの簡易プロフはこちら

◆こちらもどうぞ(筋力や握力なども掲載)

 

お~、ゴルフ部っぽい練習風景!

保條トレーナーの目が光っています

最後残った球を打つ藤沼さんをみんなでちゅうも~く

保條トレーナーの練習風景。

自身が意識しなければならない部分を極端に意識した

プレスイングを行ってから打っているのがわかる。

 

 

リズムよくポンポン打ってます。

峯村さん

峯村さんは、今回の1年間のトレーニングについてのブログも書いてくれています!

参考になるはずですので、是非ご覧になってくださいね!

◆「素人がドラコン300ヤードを目指すブログ」

 

「まいぷれ浦和」だけでは誌面や人員の限界もあり皆さんのトレーニング全てには目が届きません。

それを補ってくれるのが、参加者皆様のブログやFB。これからも少しずつリンク増やしていきます。

峯村さん、いつもありがとうございます<(_ _)>

赴任先の大阪からさいたまへと戻ってこられた峯村さん。今後ますます飛距離伸ばしそうです!

 

青木さん

海外出張先のホテルでもトレーニングに励む青木さんです!

 

荻原さん

荻原さんも保條トレーナーからアドバイスを貰っていました♪

とにかくパワフル!

 

荻原千秋さん

コースに出たことないそうですが、確実にボールを捉えて真っすぐ飛ばしています!

 

藤沼さん

スイングの迫力が半端じゃないです!常に全力でスイングします!「思いっきり振ってください!」という保條トレーナーのアドバイスを忠実に守っています。

 

小林さん

現在「まいぷれ浦和」上でコラム連載中です!

◆「浦和の方に食べて貰いたい、地方の隠れた逸品」

さらに、7月13日(土)には、浦和のイベント「かしまゆ♪コンサート」へ出張出店されていました!

◆「かしまゆ♪コンサート」体験記

正確無比なコントロールは参加者の中でも随一!小林さんのコラムも面白いので是非読んでくださいね。

 

今月の保條トレーナー

 

 

さて、実は現在「ドラコンツアープロ」にとってはシーズン真っ最中。

保條トレーナーも7月は全ての土日に大会出場という多忙な日々を過ごしています。

 

そして、この第1回「飛んで!いい球!!」が掲載される7月17日までの今月の戦績は・・・

 

7月7日(日) ボボスカントリークラブ久慈川コース チャンピオンズリーグ STAGE2 優勝(369yd)!

 

おめでとうございます!

先月6月もゴルフダイジェストの大会で優勝しているので、2か月連続の優勝ということになります!

 

今月は全国大会決勝もあるので、結果が楽しみですね♪

 


トレーナー紹介

 

保條 芳彦(ほじょう よしひこ)

 

1983年、埼玉県出身

東北福祉大学卒業後、社会人野球選手としても活躍。

自身の経験に基づいたフィットネストレーニングには定評あり。

 

2014年 完全会員制フィットネスジム「NEX-US(ネクサス)」開業、

一般の方からスポーツ選手まで幅広い層のジム生が通うフィットネスジムとして

会員枠の空き待ちの長さ、行列のできるフィットネスジムとして有名。

 

現在は、フィットネスジムの代表を務めるとともに、

ゴルフのドライビングツアープロとしても活動中。

自己記録 377ヤード

 

当企画開始直後の令和元年6月に2部優勝を果たし1部昇格!

夏の全国大会の出場権を獲得!

 

目指すは飛距離400ヤードオーバー!

 

 

NEX-US FITNESS 浦和東口本店

パーソナルトレーニングジム(完全個別指導型ジム)

生活習慣そのものを変えたい方、『ネクサス』へお越しください♪

さいたま市浦和区東仲町8-22 LEON URAWA4階

 

フォーシーズンズゴルフガーデン様(今回お世話になった練習場様)

店名 フォーシーズンズゴルフガーデン
住所 川口市安行領根岸2141-1
電話 048-281-1111
営業時間

平日

9:00~22:00

土日祝日

8:00~22:00

PICK UP 浦和のお店 ~美容・健康~